2011年5月29日日曜日

アート・サイエンス ミュージアム

1月半ばにメルボルンよりシンガポールへ移転し、早くも4カ月以上が過ぎてしまいました。
ここへ来る前に抱いていたイメージ(近未来的都市国家)とは裏腹に、シンガポールはたくさんの自然が残り、多種多様な文化を包み込んだ小さな宝石箱のような島だったのです。
そんなシンガポールを少しでも知りたいと思い、美術館や人気スポットなどを中心にブラリした場所を書き残してみます。 



今日は第一弾で、徒歩5分、家から一番近いミュージアムへ。
2月にオープンしたばかりのアート・サイエンスミュージアム@マリーナサンズです。
 マリーナベイにぽっかり浮かぶ姿はまるで蓮の花のようでもあり、人の掌の様でもあります。

入場料30$は他の美術館などに比べて破格に高いですが、この不思議な建物の中はどうなっているのかを見るだけでも価値はあるかなと思いました。
興味がある企画展の時に行くのがいいですね。
現在展示中なのは「ゴッホ」と「ダリ」です。
 ゴッホの作品が一つでも見られるならと足を運びましたが、勘違い。ゴッホの作品を映像で見せるというもの。
ダリの方は大量の作品が展示されていて、ダリ好きの方には見ごたえたっぷりと思います。



展示室の壁、柱、床にゴッホの絵画がいっぱいに映し出され、絶え間なく画像が流れていきます。ゴッホの絵の中に吸い込まれてしまいそうな不思議な感覚に・・・。
一枚でも実物があればと思いましたが、これはこれでゴッホの筆使いや息遣いまでもが聞こえてきそうな迫力がありました。


このミュージアムは雨水を貯めてトイレの水に利用しています。
エコ推進国のシンガポールらしい進歩的取り組みですね。


掌のまん中部分を中から見ると・・・


水が下のプールに落ちて・・・

 最近の美術館にはおしゃれなカフェなども併設されていることが多いですが、ここは地下2階にちっちゃな売店があるのみ。ゆっくりしたい方はお隣のサンズショッピングモールへ。



設計デザイン、模型の展示

 4階は建物の花弁の部分がそれぞれ展示室になっており、上部から太陽光がほんのりと入ってきます。アートと科学の融合とでも言うような展示がされていました。

ミュージアムショップも地下2階ですが、まだ品数も少なく少々物足りない感じでした。ここでお土産を調達するのは難しいかもしれません。やはりお隣のショッピングモールへ・・・。


ちなみに私はモール内に好きなインテリアショップ「VANILLA Home」が出来ていたので立ち寄り、山羊の毛のダストブラシを買ってしまいました。
56$とちょっと高価だけど、使いやすくて一生もの!
大事にします。






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